無痛分娩だけど陣痛促進剤は使わなかった出産の話

子育て

こんにちは、ワーママのうどんです。

うどんには、子どもが2人います。

1人目は、自然分娩で、2人目は無痛分娩で出産しました。

無痛分娩って経験ある方もいれば、興味あるけどなんか怖い~という方もいるのではないでしょうか。

今回は、うどんが無痛分娩を選んだけど、陣痛促進剤を使わないままお産した流れを紹介します。

なぜ無痛分娩を選んだか

出産時の痛みよりも産後が心配だった

長男が1歳10か月の時点で出産予定でした。

頼れるのは義母のみですが、義母には出産入院時に遠い義実家から来て1週間ほど助けてもらう予定で、それ以上引き延ばすこともままなりません。

産後は、旦那と2人で赤ちゃんと1歳児の面倒を見なければいけないのです。

旦那も普通に仕事します。

いくらか他人の助けを借りるものの、1人目のようには休めないだろう、ということで、少しでも産後の身体が早く回復できる方法はないか探していたところ、無痛分娩という選択肢にいきつきました。

2人目、3人目を無痛分娩にしたという話をたくさん聞いた

2人目、3人目を出産するときに、私と同じような理由で無痛分娩を選択したという人がけっこういました。

もちろん1人目から無痛を選ぶ人もいます。

一方で、上の子と年齢差が小さい2人目は、出産時間も短いよ~、無痛の麻酔打つ暇もないよ~という意見もあり、少し悩み始めました。

産院が大病院で無痛分娩対応の医師が多かった

私の場合、引っ越してきてすぐの2人目妊娠で、産院選びも周りに勧められるがままに決めていたのですが、

地域の中の産院としてはダントツに大きく、産科医の数も多かったです。

無痛分娩できる産院をあらかじめ選んだわけではなかったのですが、ラッキーなことに、

無痛分娩、つまり麻酔の施術をできる医師の数も複数いて、安心感を持てました。

助産師さんの一言「イヤだったら最後にやめてもいいし」

無痛分娩、興味あるけど悩んでるんですよねー

妊婦健診のときにさらっと相談すると、

無痛分娩希望する人は、助産師外来でちゃんと相談してねー、あと、7カ月までには決めてねー

とさらっと返され、助産師外来を受診することに。

この産院は、なんと健診時に追加で受ける助産師外来は無料でした!

長男を出産した産院は、助産師外来4~5回必須なのに、3000円~5000円くらいかかってたから、ちょっとお得感ありましたね。

で、助産師外来でも、

 

無痛分娩、できればやりたいんですけどねー。

正直、陣痛促進剤とかはやっぱり怖いです。

でも、産後頼れる人もあんまりいなくて、回復早めたいのは事実なんですよ。

2人目だったら、出産時間、短いですかねー?無痛にする意味ないですかねー?

あ、あと予定日の2日前に長男の運動会あるから、できれば出たいんですよ~。

計画分娩になったら厳しいですかねー?

 

と素直に悩みをうったえると、

担当の助産師さんは、すべてを受け止め、すべて解決してくれました( ;∀;)!!!

まずね、出産時間の長さは2人目でもほんと人によるよ。

たしかに、無痛を希望しても、先に陣痛が来て、病院に来た時点ですぐに分娩!となって、麻酔を入れられないこともある。

 

無痛分娩の麻酔も陣痛促進剤も、直前になって、「やっぱりやめてほしい」となることもある。

 

でも、直前でやめてもいいんだよ、使わないだけだから。

 

逆に、当日になって「やっぱり無痛にしてほしい!」ってなっても、事前の血液検査や必要な手続きが終わってないと、急にはできない

 

もし、少しでも興味があるなら、無痛分娩申し込むのがいいよ。

それで、検査と手続きは済ませておいてね。

 

計画分娩だって、かならずやる必要はなくて、陣痛を待って、麻酔が間に合うなら入れることだってできるよ。

まじっすか、それ、こっちの希望全部盛りやないですか。

ということで、もう迷うことなく無痛分娩を希望し、手続きを進めました。

ほんのり計画な無痛分娩

うどん的にゆずれなかった条件

すでに出していますが、うどんの希望をまとめてみます。

  • 無痛分娩で少しでも出産の痛みを減らして早く体力を回復させたい
  • 長男の運動会に参加したい(予定日2日前)
  • 陣痛促進剤はなるべく使いたくない
  • できれば自然に陣痛が来るのを待ちたい
  • もし間に合わなければ麻酔もいれなくていい

 

病院の立場としては….

ある程度健診が進み、無痛分娩希望の旨が産科医にも伝わってくると、

無痛分娩を実施できる医師と、出産日について話し合うことになりました。

そこで、上のような希望を自分から医師に告げました(助産師さんに相談したこともきっとカルテなどちゃんと読めば記録されているとは思います)。

病院としての考えはこうでした。

 

なぜ、無痛分娩を計画分娩で行いたいかというと、陣痛が土日や夜間に起こると、麻酔をできる医師が必ずしも病院にいるとは限らないからです。

そして、スタッフも少ないため、もしも何か起こったときのリスクが大きくなります。

それを理由に、無痛を希望している人に対して、「麻酔医がいないから」というのは避けたいです。

というわけで、できれば計画分娩で、週初めの入院をおススメしています。

 

最終的に出来上がったほんのり計画

そして、医師と相談してできたうどんの計画分娩がこちらです!

入院予定日は出産予定日(月)にする!

こうすることで、

  • 長男の運動会に参加できる可能性がつぶれない
  • もし、予定日より先に陣痛が来た場合はそのまま出産(促進剤を使う必要なし)
  • もし麻酔ができない状況でも文句言わない
  • 予定日当日まで陣痛が来なかったら、普通にバルーンや促進剤で陣痛を誘発して、麻酔いれることを承諾

といったことが流れで決まりました。

そもそも、予定日過ぎたら本人、家族としてもドキドキするし、1週間過ぎて結局促進剤入れることを考えたら、予定日当日がベスト!ということになりました。

入院日が決まっていると義母にも来てもらうタイミングを伝えやすいので、これもメリットの一つでした。

結果、計画通りに実行できたのか?

予定日2日前の運動会に参加できた!

出産予定日の3週間前に産休に入ってから、さぼっていた出産準備を一気にやったり、友達と会ったりする以外は、ろくに運動もしてませんでした。

というわけで、運動会もちゃーんと参加できましたよ。

めっちゃでっかいお腹で1歳児を追いかけて走り回ってました。

出産予定日=入院予定日に陣痛が来た!

運動会で走り回って、翌日には、義母を家に呼んで、とバタバタしたせいもあったのか、

予定日ちょうど0時以降くらいから、ほんのりとした陣痛が始まってました。

朝起きたら、気にならない程度の陣痛が、まあまあの間隔で来てました。

入院は、予定日のお昼に診察予約をして、そのまま入院という流れだったので、予定通り1人タクシーで病院に。

まだまだ余裕のある痛みでした。

診察時にすでに子宮口が開いていたため陣痛促進剤は使用せず

病院に着くと、急患があったせいもあって、1時間くらい待たされました。

で、いざ診察してもらうというときに、「けっこう陣痛痛いっす」という状態。

助産師さんに触診してもらいました。

あ、もう5cm開いてるね~。これ、促進剤使わなくていけるかもね~。

一応、バルーン入れてみるけど、あんま意味ないかもね~。

と、バルーン処置をしてもらい、休憩室(分娩室の前段階の部屋)へ移動することに。

すると、その移動中になかなかの痛みになってきました。

けっこう痛いんすけど。

と、エレベーターの中で身をよじるうどん。

え?もうそんなに?じゃあ、麻酔入れちゃう?

と、軽いノリで麻酔を入れることが決まったうどん。

どうやら、医師の方もちょうど手が空いていたようです。

こんな軽いノリで、麻酔も医師に入れてもらって、降格外麻酔も痛みが心配だったのに、全然痛くなくて、「ひょっとして名医?」とありがたがっていました。

 

ここから出産までの話は、特に意味ないので読み飛ばしていただいて構いません。

いつかちゃんと記事書きます。

で、麻酔が聞いてきて痛みが引いてきたころに、家族がぞくぞくと登場し、「なんか余裕やん」とやたら突っ込まれて、うっとうしい気分になったせいか、陣痛が遠のき、今更ながらに「無痛分娩てリスク高いらしいぞ」と休憩室の中で調べだす父親にまず帰ってもらい(ホテルへ)、その後一人付き添いとして残った母親も、「めっちゃ疲れた~、眠い~、そのピコピコ(血圧計)うるさい~」と、本気でうざかったので、帰ってもらい(ホテルへ)、やっと落ち着いたところで、ちゃんと陣痛が戻ってきて、即出産!という流れでした。出産自体は、無痛といえど、普通にいきめる程度に痛かったですよ。

そんなこんなで、かなりうどんの希望に近い出産ができたのです。

まとめ

うどんの2人目出産を無痛分娩で、陣痛促進剤なしでやりましたよ~!という話でした。

産院によって無痛分娩の考え方など違ってくるので、希望通りにできるかどうかはわかりませんが、少しでも無痛分娩が気になっていたり、自分の希望がある場合は、ぜひ一度無痛分娩可能な産院で相談してみてください。

 

注記)

私は陣痛促進剤についてやたらと怖がってしまいましたが、もちろん促進剤を使って無事出産されている方もたくさんいます。

もちろん薬の作用副作用やリスクについて知ることは重要ですが、薬を必要とされる場合もあるでしょうし、不用意に怖がる必要もないかと思います。