こんにちは、うどんです。
ワーママやワーパパで国内外に1週間あるいはもっと長期の出張に行かなければならない方もいるのではないでしょうか。
前回は、相方が出張に行くときの対策を紹介しました。
今回は、自分が出張に行くときにどうするか、です。
特に、ふだんの家事育児は自分が中心、という方にオススメです。
我が家では私です。以下、ママを前提として進めます。
また、ワーママ、ワーパパ以外にも、2人目以降の出産を控えている家族にとっても、
ママが入院で不在になる間、どうやって乗り切るかの助けになるかもしれません。
家事能力の低いパパにはバアバを召喚すべし!
実は、うどんの旦那は家事能力が低い、というよりとても偏りがあります。
料理は得意ですが、掃除洗濯片付けが、驚異的なまでにできません。
いまだに旦那が出張するときの準備も手伝っているくらいです。
そして、普段も送り迎えができないようなパパに、1週間のワンオペ育児させるのは、もはやDVにあたるかも、ということで、我が家ではあっさりバアバ、義母を召喚してしまいます。
バアバへのアポ取りは職場復帰の時から始める
私の場合、年に1〜2度の海外出張することが前提で採用されています。
「子育て期間中の出張は免除されるのでは」という疑問を抱く方もおられるでしょうが、
そこは私の仕事へのポリシーで、なるべく出張に行きたいという意志で決めています。
バアバへもそのことを伝えていて、育休明けの頃にはバアバからも「出張や他にも困った時には絶対行くから頼って!」とお墨付きをいただいています。
まったくもって、ありがたい話です。
ちなみに、なぜ義母なのかというと、理由は2つあります。
実母は体調不良により稼働できないのと、私が不在のときに旦那と子どもと一緒にいるなら、旦那の実母の方が、旦那としても圧倒的に気楽だろう、という判断です。
バアバへの依頼と感謝はなるべく頻繁に伝える
こちらは出張に行くタイミングは毎年ほぼ固定なので、おおまかなスケジュールはかなり早めに伝えておくことができます。
毎年、11月の第○週の約1週間お願いします!
ですが、依頼は顔を会わせたときはもちろん、電話などで話すときにもなるべく正確に伝えておきましょう。
依頼と同時に感謝の言葉も毎回伝えます。
バアバへの正式な依頼は半年前に
半年ほど前になると、出張の正確な日付もわかってきます。
頼まれる側も、「11月のどこか1週間」と頼まれている状態より、「11月10日から24日までのうちの1週間」と言われている方が、他の予定も立てやすいでしょう。
バアバ世代は、お友達同士で旅行に行くことも大事な趣味の1つです。
なるべく邪魔しないよう最大限配慮して、予定が少しでも確定したらすぐに伝えるようにしましょう。
普段から子守以外の用事でバアバを家に呼ぶ
子守のときにだけバアバを呼ぶと、
バアバも「子守でしか呼ばれない」と思うし、
子どもたちも「バアバが来たら、ママかパパがいなくなっちゃうから、バアバ来るのイヤ〜」と思ってしまいます。
子守以外でも、お祝い事や、「最近来てないから」くらいの軽い理由で、積極的に誘ってみましょう。
もちろんバアバの負担にならない範囲で来てもらうのがいいですね。
バアバに頼めない場合は馴染みのシッターさんに早めにアポ取りする
もちろん、バアバには頼めない、頼めるような親族、付き合いはないという方もたくさんいるでしょう。
そんな時は、やはりシッターさんや家事代行サービスをフル活用するしかありません。
シッターさんにお迎えや夕食などを手伝ってもらう場合は、子どもがすでに馴染んでいるシッターさんに頼むようにしましょう。
そうなると、事前に何度か同じ時間帯、同じ依頼内容で、シッターサービスを利用し、あらかじめシッターさんの予定を抑えておく必要があります。
また、我が家のように家事能力に自信がないパパの場合は、家事代行サービスを活用してもいいでしょう。
これも、パパが細かい指示を出すことは不可能に近いので、事前に一度は依頼して、ママ不在時にどんな依頼をすべきか検討しておきましょう。
ママ不在を乗り越えるのは事前準備にかかっている
バアバには出張の1〜3か月前に一度遊びに来てもらう
バアバにお願いする場合、出張より先に一度遊びに来てもらいましょう。
そして、その時に具体的にお願いする家事などを説明しておきます。
ちなみに、この事前説明はなるべく毎回やった方がいいと思います。
バアバの年齢に限らず、他人の家のルールや細かい家電の使い方など、すぐに忘れてしまいます。
また、乳幼児は半年、1年であっさり仕様が変わります。
保育園の持ち物だって、昨年とはまったく違うのです。
しっかり説明しておきましょう。
ちなみに、我が家の場合は、保育園の運動会のときにバアバに来てもらうことになっています。
家事の流れと家電の使い方を説明する
朝起きる時間から始まり、朝食のメニュー、保育園送迎の時間、などスケジュールや、細かいルールを説明します。
このときに、マニュアルを渡して説明すると、お互いにスムーズです。
電子レンジや洗濯機、掃除機も使い方と我が家ルールを説明します。
特に今時の家電はタッチパネル式だったり、触らないと表示が出ない→どこを触ればいいのかがわからない、という場合があるので、矢印シールなどでわかりやすくしておきます。
家事、育児マニュアルを作る
家事、育児マニュアルを作るときには、なるべく大きな字で、写真も多めに使って、余白も大きくとってあげると読みやすいです。
うちの場合は、子どもの好きなメニューや、おやつ・ジュースをあげる頻度なども書いています。
なんだか細かく思われるかもしれませんが、うちのバアバの場合は逆にとても気にするし、目安として書いておいた方が子どもに振り回されずにすむ、というメリットがあります。
そして、バアバは子どもの世話をしながら、マニュアルを確認しながら、家事を進める、というスタイルになります。
なるべく持ちやすいようにホチキス止めまでしておいてあげたり、子どもに汚されてもいいよう、予備を準備しておくのもいいでしょう。
保険証や受給券とかかりつけ病院一覧をまとめておく
保険証と受給券(母子手帳やおくすり手帳も)は、それぞれの子どもごとにまとめて、すぐ持ち出せるように、保管場所を伝えておきます。
かかりつけの病院は、小児科や皮膚科、アレルギー科、大きい病院、救急病院、夜間の対応、など分類別にまとめます。
- 病院名
- 電話番号
- 診療日時
- 診療科目
- 病院の地図と具体的なルート(バスや歩きで何分、など)
タンスの中身がわかるようにシールを貼る
子どものお着替えを準備するときに、どこに何があるか、すぐにわかるように、タンスにシールを貼っておきます。
保育園の荷物にも枚数などをビニール袋に書いておく
1才の娘だと、保育園に持っていくオムツやお着替えの枚数もまだまだ多いので、それぞれジップバッグにおおまかな枚数を書いておきます。
バアバが昼間楽しめる場所を提案しておく
これは余力があればですが、子どもが元気に保育園へ行ってくれている間は、バアバは昼間とっても暇になります。
慣れない土地にわざわざ来てくれているバアバのために、近所で楽しめる場所や、ランチの美味しい場所なども伝えておくと少しは楽しんでもらえるかもしれません。
土日の過ごし方をパパ、バアバと相談しておく
ママ不在のうち、特に土日をどう過ごすかは子どもにとってとても重要です。
バアバに子守を任せっきりにしてしまわないよう、パパが主導でお出かけできるよう、
ある程度行き先候補を一緒に考えておくと、当日スムーズなはずです。
出発時、出張時に注意するポイント
いざ、出張に行くときの注意ポイントです。
バアバには出発の1〜2日前から来てもらう
バアバもこちらに来るまでに長旅をしている場合があります。
なるべく1日以上は体を休めて、こちらの生活に慣れたり、家事などの最終確認をするための時間を作りましょう。
ママの出発お見送りは家がベスト
ママのお見送りのために、空港までみんなで送ってくれたことがありました。
息子(そのときは娘はまだ生まれてなかった)は、空港で飛行機を見れて大喜びでした。
1才半くらいだったので、まだママとバイバイしても泣かずに、車にもスムーズに乗れました。
その息子が2才半になったとき、パパと一緒に最寄りの駅までお見送りに来てくれました。
すると、ママがバスに乗った時点で、もう半端ない大泣きです。
これには、ママもバスを降りようかとためらってしまいました。
ちなみに、パパ出張時に車でお見送りしても、パパだけ降りた瞬間に子どもたちは大泣きします。
車で泣かれたり、外で泣かれると、果てしなく疲れるので、お別れは家で済ませるのがベストです。
出張時にさみしがった時のムービー通話もなるべく控える
Skypeのように、ムービーで通話してママの顔を見て安心する子どもいます。
ただし、うちの場合は、ママとバイバイしたあとが壮絶な状況になったようです。
2日目以降はムービー通話はなくなりました。
また、海外出張の場合は、出先が欧米などで昼夜の時間帯が逆転してたりします。
出張先のお昼休みなど、電話やWi-Fiの電波がつながりにくい状況だったり、周りがガヤガヤしていると、お互いに言葉が聞き取れず、とってもストレスがかかります。
子どもにとっても「ママ不在」を忘れている方が楽チンです。
寂しくても、ムービーやお電話は避けた方がいいこともあります。
おみやげの約束は買うまでしない
さみしがる子どもにおみやげって必ず買ってあげたくなります。
でも、あくまで出張です。しかも初めての場所、というケースも多々あるでしょう。
子どもが喜ぶようなオモチャに巡り会えるかどうか、オモチャ屋さんに行く時間を作れるかどうかもわかりません。
海外のオモチャ屋には、シンカリオンは置いていません!!
もし、電話で話すことがあっても、実際に買うまでは、おみやげの「お」の字も出すべきではないでしょう。
あと、絶対忘れてはいけないのが、バアバへのおみやげです。
相方の分も簡単でいいから用意した方がいいですね。
まとめ
以上、ワーママが海外出張に行くときに注意すべきポイントを紹介しました。
事前準備がとても重要です。
うちの場合はバアバがいますが、バアバが頼れないときは、より一層準備に気合を入れた方がいいでしょう。
もし、頼れるパパがいる場合は、ワンオペ育児を頑張ってもらいましょう。
もちろん、出張から帰ってきたら、子どもたちを抱きしめて、バアバとパパに最大限の感謝を伝えましょう。
子どもたちはさみしい思いをしますが、ママがいないことで成長することもたくさんあります。
ママは胸を張って出かけていきましょう!