手足口病からのとびひでワーママ戦慄!兄弟間感染はやむなし?

子育て

こんにちは、うどんです。

2019年現在、初夏から夏にかけて手足口病が猛烈に流行っていますね。

我が家の子どもたちは、今年は手足口病にまだかかっていないものの、2年前の夏に二人ともしっかり感染したのでした。

手足口病は残念だったのですが、それよりもずっとずっと辛かったのは、そこから発症した「とびひ」。

「とびひ」はちゃんと病院で見てもらったり、ちゃんとしたケアをしないとなかなか治らない、手強い病気です。

2年前、我が家で起こった手足口病からのとびひ、さらに兄弟間感染に至る長期戦を記録しておきます。

手足口病からとびひまで、経緯と我が家での対応

娘(0才9ヶ月)、お盆の初めに高熱発症

2017年の夏、この年も手足口病が流行っていました。
とはいえ、我が子たちはとっても元気。
予定通り、飛行機で旦那の実家〜私の実家と巡り、私の実家では、うちの両親たちに初めて抱っこしてもらう予定でした。

そんな日の出発の朝、いつもより早めに起きて準備しようとすると…

なんだか娘ちゃん、熱い。

いきなり38℃後半!!

ものすごくショックではありましたが、まずは何より看病です。

旦那には飛行機のキャンセルなど頑張ってもらいました。

娘、解熱とともに手足、口、おしりにブツブツ

娘の熱は1日〜1日半くらいで下がりました。

でも、下がると同時くらいに、手足に小さなポツポツが…

よく見るとオシリの肛門周りにもビッシリ!

「ああ、これが俗に言う、手足口病!」と妙に納得した記憶があります。

実は、この時点では、「私の実家くらいなら行けるのでは?」と目論んでいたのですが、手足口病のポツポツ全盛期の子はさすがに公共交通機関も乗せられないし、甥っ子姪っ子とも遊ばせられません。
残念ながら、帰省はすべて諦めました。

ただ、手足口病との診断書を病院で出してもらい、結果的に飛行機のキャンセル料は全額戻ってくることになったので、この点はラッキーでした。

それに、手足口病にかかると大量の発疹が全部茶色くカサブタ状になるまでは保育園に登園できないのですが、お盆期間中なので仕事を休む必要もなく、その点もラッキーだな、くらいに思っていました。

ただし、手足口病の妹を連れて、お盆期間に息子を遊びに連れて行くのはかなりハードルが高かったです。

息子(2才8ヶ月)、熱はないけどおしりにブツブツ。そして長引く

娘のボツボツが茶色く、少しずつ小さくなり始めた頃、息子のオシリにも小さなボツボツがすこーし出てきました。

「もしや?」と疑いつつも、息子は熱も出ず、いたって元気。
ボツボツもそれほど大きくなかったのであまり気に留めていなかったのですが…

ボツボツが出はじめて2日目、くもりで湿度が高く蒸し暑い日。
息子は近所の大きめな公園に行きたいと言い出し、外遊びを我慢させてることもあったので、私と二人で遊びに行くことに。

大きい滑り台などに大コーフンして、汗だくになりながら、湿った空気の中滑り台を滑りまくる息子。
2才児なのでまだまだオムツ。
オムツの中はムッレムレの状態で、オシリにボツボツがあるのに、滑りまくったら、どうなるかみなさんわかりますか?

そうです、ボツボツが治らずに拡がってくるのです!!

「あーあ、やっちまった」と思いつつ、痒そうにオシリを掻く息子をとりあえず様子見していました。

「もし、手足口病がうつったやつなら、そのうち茶色く小さくなって治るでしょ」と軽い気持ちで…

息子のオシリのブツブツが拡がり始める

この辺りから、ホラーです。

息子のオシリのボツボツは、なかなか治りませんでした。

むしろ、少し増えたり拡がったり、島同士がくっついたり。

この時点で病院にも行ったのですが、「手足口病」とは断定されず、茶色くなる傾向は見られませんでした。

ただ、口内炎の症状も出ていて、まともにご飯を食べられず、プリンとゼリーばかり食べて過ごしていました。
これ、完全に手足口病…

お盆明けに登園するも、息子の手足に発疹が出始める

とりあえず、手足口病かどうか微妙だったんですが、口は治ってきてまともに食事が食べられるようになり、保育園にも説明したところ登園OKだったので、お盆明けには登園しました。

当日、元気に過ごしてたらしいのですが、お迎えに行った頃には手首や足首近くに小さなプツプツができていて、「刺されちゃった〜」とかゆそうにしていました。

元々軽いアトピー性皮膚炎持ちの息子、汗も大量にかく季節はアセモもできるし、虫刺されも多め。

「ありゃりゃ〜」と思いつつ、「早くオシリの発疹も治ればいいのに」と思っていました。

登園2日目には手足とオシリの発疹がでかくなる

オシリの発疹もなかなかサイズが変わらないし、手足のポツポツも残ったまま保育園2日目。

お迎えに行くと、手足のポツポツが少し大きくなって、ジュクジュクし始めていました。

先生に「とびひだったらイヤだねえ」と可能性を示唆され、次の日の朝には病院を受診することに。

病院でとびひと診断。ただし、塗り薬のみの処方で様子見

病院では「手足口病だったかもしれないけど、それは断定できない。ただ、今はとびひの症状になっている」とのことでした。

とびひ向けの塗り薬をもらって、一晩経過観察することに。

しかも、とびひって、痒くてすぐに掻いちゃうんですが、それで他の場所を触ると、それがまたとびひになってしまうとのこと。

とびひ症状が出ている場所は薬を塗って、ガーゼして、包帯でガードしておく必要がありました。

両手首、足首、グルグル巻きの我が子…

しかも、夏で汗もかきやすいし、まだ2歳児。すぐにさわって、はがれやすいところもたくさん。

お風呂も娘とは一緒に入れず、かなり苦労しました。

塗り薬では発疹の拡大抑えきれず。抗生剤をもらいに行く

結局、もらった塗り薬も効かなかったので、翌日再度受診。

ここで、飲み薬の抗生剤と、さらに強力な塗り薬をもらいました。

とびひ用の抗生剤は、かなり甘ーいイチゴ味のものでした。

ただし、当時息子は粉薬が大の苦手💦

でも、飲まないと治らないし、抗生剤は途中でやめるべきではないので、なんとか飲ませる方法を模索しました。

最終的に我が家は、R-1のブルーベリー味に混ぜて飲ませることに。

かなり量もあるので、薬の濃い味も馴染むらしく、全く嫌がらずに飲んでくれました。
(そして、この時から息子が毎朝R-1を飲む習慣は今も続いています…。おかげでかなり健康的!)

抗生剤の効果テキメン!少なくとも、その日のうちに症状は悪化しませんでした!

息子の症状少しずつ和らぐ。ここでバアバ召喚

抗生剤を飲み始めて1日もすると症状は落ち着いてきたようです。

ただ、まだまだ手足は包帯グルグル巻きの状態。

このままでは週末の休み明けに保育園に連れて行くのは難しいと判断しました。
保育園でおともだちにうつすのは避けたいし、みんながプールに入っているのを見ているだけというのも可哀想だったので…

というわけで、遠方の義母に来てもらうことにしました!
熱があるわけでもなく、基本的に元気なので、すんなり任せられました。
息子も、家で退屈に過ごすより、バアバが来てくれたことに大喜びしてくれたので、よかったです。

症状が落ち着くまでの4日間ほどはいてもらいって、その後は保育園に通わせることができました。(完治するまで登園できない、という園でなくて助かりました!)

娘の手や顔にもとびひ症状が!

息子は少しずつ症状が落ち着いてきて、とびひ症状だったところはかさぶた状になったり、少しずつ小さくなって、使うガーゼの量も減ってきていたのですが、

なんと娘ちゃんの手首にも小さなポツポツが…😢
気付けば、顔にも一か所😱

相当ショックで、受診より前に息子の塗り薬を拝借して、ガーゼで巻いていました。
娘の方が、0歳児ということもあって、掻くのは我慢できず、ガーゼもボリボリやりがち…

ただ、ほんとに小さいポツが2-3か所だったので、保育園も普通に通わせて大丈夫でした。
毎日、ガーゼと薬を保育士さんに渡して対応してもらっていました。

しばらくは抗生剤を病院でもらい続ける日々

完治するまでは、絶対飲み薬をやめてはいけません。

一回でも怠ると、落ち着いたように思える症状がぶり返すし、何より耐性菌が出来てしまうとめちゃくちゃ厄介です。

働きながら、子ども2人を病院へ連れて行って薬を処方してもらうのは、それなりに大変でした。

どうしても日曜にもらいに行かないといけない場合、近所の日曜開院してる病院は抗生剤はあまり処方してくれないのですが、事情を丁寧に説明して、同じ抗生剤を出してもらったりと、苦労しました。

また、ガーゼや包帯類も相当量使ったし、各種試しました。
テープ状の包帯や、防水のものなど、娘の掻き壊し予防にはよかったのですが、逆にあせもも気になって、最終的にはシンプルなガーゼと包帯、テープに落ち着きました。

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少し涼しい季節に差し掛かり、ようやく収束の兆し

子ども2人が手足口病からのとびひが完治するまで、約1か月ほどかかりました。

最後の方は、本当に治ったのか不安で抗生剤をいつ辞めるべきか判断しかねていました。

もちろん、早く飲ませるのはやめたかったので、最終的に病院で診断してもらったのですが…

すでに9月中旬。
夜は少し涼しい日も出てきて、汗をかく頻度も減って、湿度も和らぎ始めると、とびひそのものが落ち着いてくるようです。

しかし、もう二度と経験したくない!!と思う地獄の日々でした。

とびひは本当に怖い!!!!!!!!!

我が家の子どもたちは2人とも肌が弱く、アトピー性皮膚炎持ちで、肌が荒れてくるとステロイドのお薬を使用していました。

とびひは、皮膚の弱い子ほどかかりやすい傾向にあるようです。

しかし、とびひ症状の箇所へのステロイド剤の塗布は厳禁!と言われています。
アトピー肌でステロイド剤常備していると、ついついちょっとした発疹に塗りたくなるので、注意した方がよいでしょう。

もちろん、病院でお医者さんの指示に従うのが一番です。

手足口病もとびひも、子どもがかかると相当心が折れるし、特にワーママにとっては仕事を休む必要もあるし、ケアは大変だし、本当に大変です。
でも、必ず治ると信じて、適切なケアをしたら、あとは子どももママも一緒にゆっくり休みましょう。

我が家での手足口病からのとびひについて、かなり長文になってしまいましたが、
最後まで読んでいただきありがとうございました。